風の坂道

映画・F1・読書・ゲームその他日々の思ったことをフィーリングで書き綴っております。ほえほえうにうに。

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感想・批評Blogを回っていると、酷評が多い映画だ。
手放しで褒められる内容だとは思わないが…
色々なBlogを読んで思ったことでも書いてみようかと思う。

また、何かあったときはここに追記で。

そもそも、映画ってのはこういうものだと思うんだがなぁ。

確かに突っ込みどころは満載だと思う。
都合良く何度も、同じ法則でタイムスリップできる点。
七兵衛があっさり現代に馴染んでいる点。
歴史考証。
石油精製施設の建設が早すぎる点。
都合のいい、それも強力な爆弾となる兵器が存在する点。
的場があっさり成り代わっている点。
ほかにも色々あるが…

リアリティを映画に求めても限界はある。
それなら、いっそ荒唐無稽なほどエンターテイメントを追求すればいいじゃないか。
はしゃいで盛り上がって楽しんで、エンターテイメントとして見る。
エンターテイメントの中にメッセージがこっそり紛れていて、知らず知らずに教訓を得るのが映画の良さじゃないだろうか。


あと、映像のリアリティをどうこう言われているが、日本映画としてはかなり高レベルだと思う。
ハリウッドと比べてもしょうがないんだよね。
他の日本映画のちゃちさに比べれば、ねぇ。



んで、いつもどおり目にとまったBlogの紹介をば。

外部デバイスへの記録:戦国自衛隊1549
私とかなり近い意見です。

「そもそもSF+ファンタジー作品であり、タイムスリップする設定自体がおかしいにも関わらず、細かい所の揚げ足をとってもしょうがない」

これにはまったく同意です。
映画ってそもそも、それを突っ込んでいたら楽しめないと思います。
どこまでリアリティを追求し、どこまでエンターテイメントに徹するか
好みの分かれるところではありますが…

映画というのは時間制約があり、短い中で説明できることの取捨選択は絶対条件となります。
タイムスリップ自体が有り得ないことですし、タイムスリップの原理やそれによる影響については、細かく突っ込んでも仕方ないところかと思います。
そもそもこの映画の主題はタイムスリップではなく、「未来とは」なのですから、タイムスリップに関しては最低限の説明でいいのです。

「結局、今と昔を引き合いにだして、今を生きている我々に対し、未来への警鐘を鳴らそうとしてるんでしょ??」


私もそうだと思ったのですが、そういう見方をする人は意外に少ないようです。
私としては、描きこみの甘い部分が目立つとはいえ、この福井的メッセージをうまく盛り込んでいるところがとても気に入った映画だったりします。


平気の平左:良質エンターテイメント 「戦国自衛隊1549」
タイプスリップの理屈自体がどうこうではなく、この映画の中での展開の破綻がないというのはいいですね。
「○○ができるんだったら、あそこで○○すれば終わるじゃん。」
「あの人が死ぬシーン、○○すれば回避できたのに。感動させるためだけか?登場人物はそんな手段も思いつかない馬鹿なのか?」
といった間抜けな矛盾が目立って起きなかったところが良いと思います。
必然性のない事象もおきませんでしたし。

「そんなこと有り得ない」かどうかは問題ではないんですよね。
SFなんですから。


まつさんの映画伝道師:戦国自衛隊1549
非常に映画への愛を感じる記事でちょっと感動しました。
(いやほんとに)

「ハリウッド映画ではありがちな気恥ずかしい台詞、例えばA:「タイムスリップしたんです」B:「タイムスリップだって?」等の会話が平然と登場するのは快挙。日本映画のアクション大作に足りないのは、このような客観的に馬鹿馬鹿しい台詞の応酬だからだ。」

そのとおり、そのとおりですよ。
娯楽映画での台詞回しに大事なのは、リアリティではなくテンポ、そして短くテンポ良く言葉を投げあう中での観客へのわかりやすい説明だと思います。
頭を使わず、見ているだけでわかる会話をしてくれる日本映画は少ないです。

「鹿島が自衛隊を辞めた理由は映画にとって重要ではない。」

振りの長さの割りに、後半絡みがないですからね。
それより、「鹿島の守りたいもの」を観客に認識させるシーンを入れるべきだったと思います。
三國と森以外印象に残らなかったり、登場人物の方向性にばらつきがあるというのも同意。
個としては良いキャラもいるだけに、もったいないです。

最後に書かれている、未来とは…関連のコメントですが、これについてのまつさん氏の見解は私とほとんど一致だったので驚きました。
この映画を見て、未来とは人の世の望みという言葉の意味を考える人が少しでもいればなぁと思います。
そこの伝え方がもっと上手ければもう少し評価される映画だったのではないでしょうか。
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トラックバックありがとうございました。
記事を取り上げていただき感謝感激です。とくに後半の映画とはまったく関係なさげなコメントに賛同していただきうれしい限りです。
リアリティを無視した荒唐無稽な展開ながら、ストーリーは面白かっただけに、細かい点の不満があまりにも多いのは残念でした。
この映画のメッセージである「未来」=「希望」という言葉は、我々が次の世代への「約束」であり、「責任」であると思うのです。
一人の力は小さいけれど、岩をも砕く波のようにゆっくりと確実に、果たしてゆきたいと考えています。

2005.07.20 09:30 URL | まつさん #- [ 編集 ]

紹介していただきありがとうございます。

私もそんな言われてるほど駄作ではないと思うんですけどね。

世界観はきっちり出来ている映画だと思います。

2005.07.20 19:41 URL | へー太 #- [ 編集 ]

コメント&TBありがとうございます。

公式サイトの福井氏のコメントに、
「全てに万全であれというわけにはいかなかったが、願わくば本作が次なる大輪の華への掛け橋になれれば」
という言葉があるのを読むと、この映画からの邦画への愛を感じます。

>まつさん様
私はうまく書けなかったのですが、福井氏のメッセージはこういうことなのではないかなぁと思っていたことが、そのまままつさん様の記事に書いてあったのです。
レベルの高いハリウッド映画などを見ても、細かい部分の作りこみが甘い作品は多いですが、この映画はまだまだ可能性を感じさせる内容だったと思います。
次の世代への責任を果たせるよう、私も少しずつ努力しなくてはと改めて感じさせられました。
小さいけれど、岩をも砕く波のようにゆっくりと確実に…真摯でとても素敵な言葉だと思います。

>へー太様
骨組みはしっかりしていますよね。
これというポイントがない邦画が多いなか、メリハリがあって良かったのではないかと思います。
これほど駄作との声が高いのは意外です。


お二方とも、他の映画のレビューもたいへん興味深い内容で、読み耽ってしまいました。
記事を読んで観たくなった映画もあったり…
今後もお二人の記事が読めることを楽しみにしています!

2005.07.20 20:19 URL | 紗月 #- [ 編集 ]

TBありがとうございました!

内容を拝見させて頂いたら、自分の記事が取り上げられてるじゃないですか・・・。きちんと内容を読んでおられる方がいると、うれしいと思う反面、はずかしいですね。幼稚な文章が多いですし(^^ゞ

私も紗月さんが最後にまとめられているように、(物語の本質や言いたい事の)伝え方が悪いと思います。あとはCMや特番等、宣伝方法も、(自衛隊を前面に出し過ぎて)ポイントがずれてたし・・・。

今後もよろしくおねがいします。ちょこちょこのぞかせてもらいますね。

2005.07.21 01:01 URL | よっちん #RzMuEfZk [ 編集 ]

>よっちん様
TBありがとうございます。
私も今後とも拝見させていただきます。
面白かった記事を勝手に紹介してTBするという使い方は、Blog独特で面白いかなーと思ってやってますが、内心は文句言われたらどうしようと思ってます(笑

宣伝方法は確かにありますねー。
Blogなどを見ていると、
「自衛隊が信長と普通に戦うんだと思ってたら、違った」
という話が多いのですが、
「過去に行った自衛隊が二派にわかれ、未来を作るか未来を守るかで戦う」
くらいに宣伝しちゃったほうが良かった気がします。
そうすれば、タイムスリップという設定を舞台に未来への姿勢を問う映画である、ということがわかりやすいかなぁと…。
映像面(自衛隊と戦国時代の軍勢との戦闘)での期待感を煽る宣伝しかしてなかったですからね。

内容的にも、鹿島と的場の過去の因縁とかいらないからそれぞれの「未来」への想いをもっと描けば濃くなったのになぁと思います。
的場からの
「生きるということは、未来への責任を持つということ」
というメッセージへの鹿島の答えがもっとはっきりしていれば…
三國と秀吉が代わりに答えちゃってるなぁと(笑

2005.07.21 09:51 URL | 紗月 #- [ 編集 ]

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